やさしいまいにち。

あなたが笑顔になれますように☆*。

*突然の離婚届②離婚届は突然に*

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主人は、普段から物静かなタイプでした。

けんかになることもなく、

結婚して約15年、

3人の子どもにも恵まれ

穏やかに暮らしていました。

 

仕事にもまじめで、

多忙ではありましたがよく働き、

経済的にも不安はありませんでした。

 

あるとき、 仕事の友達と旅行に行くから

と言われました。

冬場はウィンタースポーツに

よく1人で出かけていたため

快く送り出しました。

 

1泊2日の旅行を終えて

お土産も買ってきてくれたので

子どもが寝た後に

コーヒーを入れて、

いつものように

のんびりテレビを見ていました。

 

ふいに主人が立ち上がって

別室に行ったため、

何か取りに行ったのかな?と

別段気にすることもなく待っていました。

 

戻ってきた主人は、

不意に机の上に1枚の紙を出したのです。

 

・・・離婚届?

 

生まれて初めて見た離婚届に

私は目が点になりました。

 

(モニタリングかな・・・?)

 

必死でカメラを探したのを覚えています。

でも、案の定カメラなどありませんでした。

 

「離婚したい」

 

驚きの一言でした。

 

「ちょっと急な気がするけど・・・」

 

そう言った私に

主人はさらに追い討ちをかけるような

一言を告げたのです。

 

「結婚したい人がいるから」

 

驚きましたが 主人はもともと、

まじめで素直だったので

私聞いたことには答えてくれました。

そこには、衝撃の事実しかありませんでした。

 

・半年前から付き合っている女性がいる。

・3か月ほど前から結婚を考え始めた。

・女性の子どもにも会っており、

一緒に住む家も探している。

 

とりあえず聞いてみたものの

あまりの衝撃の事実に言葉が出ませんでした。

そして、主人を信じ切っていて

疑いもせずに過ごしてきた事実にも、

目を向けたくありませんでした。

 

「子どもたちはどうするの?」

 

そう聞いた私に

 

「子どもたちが決めればいい」

 

と、言われ

 

「家はどうするの?住宅ローン残ってるど・・・」

 

という私の質問には、淡々と

 

「家は売ってほしい」

「アルバイトはやめて、正社員になればいい。安い家賃のところで暮らせばいい」

 

と言われました。

 

正直、納得いくわけもなく

 

「一旦、別居しよう」

 

という答えを出し、

翌朝、主人は実家へ帰ったのです。