やさしいまいにち。

あなたが笑顔になれますように☆*。

*突然の離婚届⑥1回目の調停*

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裁判所から、呼び出しの手紙が届き、

ついに調停の日がやってきました。

もちろん、調停なんて初めての経験です。

どきどきしながら裁判所に向かいました。

私は、主人から離婚を打ち明けられて以降

夜もあまり寝られなくなり、

パニック障害になっていたため

主人と顔を合わさない形での調停でした。

 

 

「お一人ずつお話を聞きますので、待合室で待ってて下さいね。お時間が来たら、お呼びします」

 

 

初回の調停では、

子どもの人権や面会についてのビデオを見ることが決まっていました。

離婚にあたって、子どもたちはどう感じているか、

どんな接し方をしていけばいいのか

小学生以上の場合と、未就学児の場合について

内容が分かれていたと思います。

そのビデオを見終わったころに、

ちょうど、調停員さんが呼びに来ました。

 


調停員さんは2人でした。

まず・・・


・あなたはこれからどうしたいのか?

・生活費として、いくら請求するのか?

・子どもたちとの面会はどうするのか?

 

を、聞かれました。

私は、突然のことで離婚する気はなかったですし、

主人の荷物もたくさん残っていたので

主人は帰ってくるのではないかと思います、と伝えました。

 


生活費用は、現状必要な費用を伝えましたが、

全額は厳しいのではないかということでした。

というのも、別居中の婚姻費用については、

裁判所のほうで、具体的な決め方があり

(ネットで、婚姻費用の算出法と検索すれば出てきます)

ある程度、お互いに譲歩しない限りは

審判という形で、2回目には決定することになっていました。

 


面会については、もともと私は離婚したいわけではなかったので

1週間に1回でもいいと伝えました。

特に下の子はパパが大好きでしたし、

事あるごとにパパはどうしてるかな・・・と

聞いていたので、

面会は多いに越した事はないと考えていたのです。

 


「では、ご主人からもう一度話を聞きますので、待合室でお待ちください」

 


正直、モヤモヤする気持ちでいっぱいでした。

もちろん、100%自分に誹がないとは思っていませんでした。

もし、自分がもっと気を遣えていれば・・・

もっと優しく、もっと大事に接することができていれば・・・

主人に申し訳ない気持ちもあったので

「調停で争う」ということは

あまり考えていなかったのです。

 


2回目に調停員さんに呼ばれて、

部屋に入りました。

なぜ、別居に至ったのかを事前に聞かれていたので、

主人が、別の方と結婚したいと言っていたため。と

書いていたことについて、

調停員さんからこう伝えられたのです。

 

 

「ご主人は、その方と別れたと言われてるけど、家には帰らないと言われてます。しばらく実家に住むと言われているから、婚姻費用に関して、あなたの希望額からは少し下がるけど、算定額よりは高い金額だから、問題ないのではないかと思いますが、どうでしょう?」

 

 

・・・あぁ、そうなんだ。

私の中では、やり直せるんじゃないかという淡い期待が

絶望に変わった瞬間でした。

婚姻費用に関しても、主人はきっと事前に調べていて、

あえて少し高めで言ったに違いない。

それでも、毎月の収入にしては10万以上も少なくなるのに・・・

 

 

「あの・・・住宅ローンはどうなるんですか?私が家計管理して払っているんですけど・・・」

 

「それは、家賃ということになるんですよ。今の収入では、もう少し安いところに引っ越されるという選択もあるかと思います」

 

 


住宅ローンと、管理費、光熱費で全額消える金額しかもらえない。

引っ越し?引っ越しの費用は?

 

 

「ごめんなさい、ちょっと考えたいです」


「では、2回目の調停の日程をお伝えしますね。この時に、婚姻費用が決まらなければ、審判でこの日に決定します。あなたも生活が大変でしょうし」

 

 


2回目の日程を伝えられて、その日の調停は終了しました。

さっさと条件をのんだほうが、得なんじゃないかというニュアンスで

伝えられたことは

私にとって、これからの生活に

不安しか感じませんでした。